SCMPは、中朝国境都市丹東内の消息筋を引用し、全世界の衣類ブランドにおいて、中国企業と北朝鮮当局者などが協力して新たに生産・流通網を作ろうとする動きがあるとしてこのように伝えた。
丹東現地には、米国・欧州・日本・韓国などのバイヤーが集まり、北朝鮮製の衣類に大きな関心を示していることが分かった。
北朝鮮製の衣類は、通常は新義州工場で作られた後、鴨緑江を渡って丹東に送られ、「メイド・イン・チャイナ」に変身するとSCMPは説明した。北朝鮮の安価な労働力のおかげで、コストも抑えられると伝えられた。
国際社会の対北朝鮮制裁にもかかわらず、北朝鮮における繊維産業の規模は、2016年では7億2500万ドル(約786億円)と推定される。北朝鮮経済を支える代表産業になりつつある。
SCMPは、このような傾向の中で、北朝鮮当局が新型コロナウイルスの事態を経済を好転させる機会として活用することも考えられると予想した。
Copyrights(C) News1 wowkorea.jp 0