中国武漢の病院で感染症患者が食事をしている(提供:news1)
中国武漢の病院で感染症患者が食事をしている(提供:news1)
中国武漢から発生した新型コロナウイルス感染症が消滅せず、現在の季節性インフルエンザのような形態に進化する可能性が高いという海外の専門家たちの意見が出ている。

複数の海外メディアは8日(現地時間)感染疾患の専門家たちの意見を引用して、現在の新型コロナウイルスの伝染拡散に対する憂慮を表した。

まず多くの専門家たちは、現在の新型コロナウイルス感染症の拡散は当分の間つづくものと予想している。

米国の保健大学院の教授は、現在の状況について「中国で施行されている厳格な措置は“盗人を見て縄をなう”ようなもので、すでにウイルスが速い速度で拡散されている」と語った。

米国の保健安全センターの感染症の専門家は「人と人との間での感染がつづいている」とし「事実上、初期の“大流行”の状況を迎えたものとみている」と語った。

世界保健機構(WHO)も去る1月30日に新型コロナウイルスに対する国際保健非常事態を宣言した。

カナダの保健大学院の研究チームは、2月末までに30万人が新型コロナウイルスに感染すると予測している。

専門家たちは、現在拡散中である新型コロナウイルス感染症がインフルエンザの発生と類似するようになると警告した。これは新型コロナウイルスが消滅せず、これからも引き続き発生する可能性があるということを意味している。

また、(毎回のように発生する)4種のコロナウイルスのように、新型コロナウイルスが風土病化する可能性があるという専門家の言及もある。もし、そのようになる場合、インフルエンザのように季節によってはびこる確率が高いという分析である。
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