独駐韓国大使館の職員、領収証偽造し数億ウォン横領=韓国(提供:news1)
独駐韓国大使館の職員、領収証偽造し数億ウォン横領=韓国(提供:news1)
ドイツ駐在韓国大使館の行政職員が数年間、公金を横領した状況が韓国外交部の監査結果、明らかになった。

 外交部などによると、問題の駐ドイツ大使館職員A氏は2010年ごろに採用され2013年から予算管理業務を担当してきており、約6年間にわたって大使館・文化院の公金数億ウォンを横領した容疑をもたれている。

 外交部はことし7月の定期監査を通じてこのような状況を捉え、監査に着手してA氏を職位解除した。

 A氏は大使館で6年間、財政業務全般を扱ってきており、領収証偽造などの方法で横領を続けてきた。自分が会計業務の補助者として監査書類を直接準備してきたため、監査を避けて通ることができた。

 しかし、昨年9月、全体在外公館の行政職員らに対する配置再調整の結果、予算と関連のない別の業務を担当することになり、横領の状況が明らかになった。

 外交部当局者はこの日、当該事件と関連し「現在、監査が進行中」とし「結果が出次第、関連法令に基づいて厳正な措置をとる予定」と述べた。

 A氏は2017年、文在寅(ムン・ジェイン)大統領のドイツ訪問関連資金も横領した疑惑ももたれているが、これは「事実と異なる」と、同当局者が付け加えた。


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