台風13号の予想進路=(聯合ニュース)
台風13号の予想進路=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国行政安全部は5日午前、北上中の台風13号が6日から7日にかけて韓国全域に影響を及ぼすと予想されることから、政府ソウル庁舎で対策会議を開いて対処状況を点検した。

 

 各官庁と自治体の担当者が出席した会議では、強風に備えた農作物、港湾施設、タワークレーン、水産養殖施設などの被害予防措置と緊急復旧・支援システムを点検した。

 また、河川の氾濫や貯水池の崩壊、土砂崩れなどにより人命被害が発生しないよう、住民の避難計画を確認し、現場の巡回活動の強化と台風に備えた行動指針の周知なども指示した。

 気象庁によると、台風13号は7日土曜日の午前3時ごろに済州道・西帰浦の西南西約160キロ付近の海上を、午後3時ごろには忠清南道・瑞山の西南西約70キロの海上を通過し、同日夜に京畿道北部や北朝鮮・黄海道の西海岸に上陸する見通しだ。

 陳永(チン・ヨン)行政安全部長官は、地域や施設の危険要素をあらかじめ点検し、災害予防を徹底するよう述べた上で「国民も外出を控え、家の周辺の石垣や排水溝を事前に点検するなど被害予防に力を入れてほしい」と呼び掛けた。


Copyright 2019(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0