統計庁によると、昨年の不法滞在者は20万人に迫った(コラージュ)=(聯合ニュース)
統計庁によると、昨年の不法滞在者は20万人に迫った(コラージュ)=(聯合ニュース)
【世宗聯合ニュース】韓国に不法滞在する外国人が昨年20万人に迫ったことが分かった。 韓国統計庁が18日に発表した「2018年国際人口移動統計」によると、昨年、90日以内の短期滞在の在留資格で韓国に入国し、在留期限が過ぎても出国しなかった不法滞在者は19万5000人で、前年(17万5000人)に比べ11.9%増加した。 不法滞在者を在留資格別にみると、査証(ビザ)なしで入国した外国人が9万9000人、短期訪問が6万3000人、観光通過が3万3000人だった。 ビザなしや短期訪問または観光通過の入国者に対しては最大90日まで在留を許可している。これを悪用し入国後、出国しない外国人が増えていることが分かる。政府が昨年、北東部の江原道で2月に開催された平昌冬季五輪の成功に向け1~4月の期間限定で東南アジアの観光客に対しビザなしで入国できるよう認めたことも影響を与えたとみられる。
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