青瓦台(大統領府、資料写真)=(聯合ニュース)
青瓦台(大統領府、資料写真)=(聯合ニュース)
◇独立運動化で元北朝鮮高官に言及 文大統領演説巡り野党攻勢 文在寅(ムン・ジェイン)大統領が国を守るため犠牲になった人々を追悼する「顕忠日」(6日)に行った演説で、「臨時政府は中国で左右合作(左派と右派による政治運動)を実現し、光復軍を創設した。光復軍に金元鳳(キム・ウォンボン)先生が率いた朝鮮義勇隊が編入され、ついに民族の独立運動力を結集させた」と評価したことを巡り、野党は金氏が独立後、北朝鮮で労働相や最高人民会議常任委員会副委員長などを歴任したとして、不適切な発言だと攻勢を強めている。青瓦台(大統領府)関係者は記者団に対し、政派や理念を乗り越え、統合を強調する意味だったと強調した。◇韓日関係「最悪」主張に同意せず 「改善へ努力」 青瓦台の高官は記者団に対し「韓日関係が最悪だ」とする主張には同意しないとしながら「今この瞬間にも韓日関係の改善策について政府レベルで苦心し、努力している」と明らかにした。◇文大統領 オスロで朝鮮半島の平和テーマに演説へ=9日から北欧歴訪 9日から北欧3カ国を国賓訪問する文大統領が、訪問国の一つであるノルウェーのオスロ大で開かれるフォーラムで朝鮮半島の平和をテーマに演説を行う。演説には朝鮮半島の平和に対する文大統領の基本的な考えが盛り込まれる見通しだが、米朝の2月末の首脳会談が物別れに終わり、双方の対話が滞っている状況を打開するための具体的な対北朝鮮メッセージが出される可能性もある。◇4回目南北首脳会談へ 北朝鮮との接触「引き続き実施」 青瓦台高官は記者団に対し、文政権で4回目となる南北首脳会談の推進に関して「北との接触を引き続き試みている」と明らかにした。また、「(米国の)トランプ大統領も対話の重要性を持続的に強調している」としながら「(青瓦台と政府も)事実上忙しく動いている」と説明。慎重になる必要はあるが楽観的な良い結果が出るのではないかとの考えを示した。
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