記者懇談会に出席した朴良雨長官=22日、世宗(聯合ニュース)
記者懇談会に出席した朴良雨長官=22日、世宗(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の朴良雨(パク・ヤンウ)文化体育観光部長官は22日、就任後初の記者懇談会で、文化・体育分野での南北交流・協力の重要性を改めて強調し、来年の東京五輪での南北合同チーム結成、「キョレマル(民族語)大辞典」の共同編さん、北朝鮮・開城にある高麗時代の王宮遺跡「満月台」の共同発掘調査などを通じ北朝鮮との協力を続ける方針を示した。

 朴氏は「文化交流こそ南北交流のアルファでありオメガだと思う。南北交流は主に結果が注目されるが、実際はその過程や準備が重要だ。交流の窓口は統一部だが、計画を立て執行し、コンテンツを扱う官庁は文化体育観光部なので意思疎通を絶やさずに準備する」と説明した。

 また、「南北関係は容易ではない。ときには実用的アプローチが必要であり論理的な努力と論理的ではない努力を共に進めなければならない」と述べた。


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