昨年12月14日、ソウルの青瓦台(大統領府)で文在寅(ムン・ジェイン)大統領(左)とあいさつする額賀氏=(聯合ニュース)
昨年12月14日、ソウルの青瓦台(大統領府)で文在寅(ムン・ジェイン)大統領(左)とあいさつする額賀氏=(聯合ニュース)
◇日韓議連の額賀会長が訪韓 関係改善模索 超党派の日韓議員連盟の額賀福志郎会長が12日、非公開で韓国を訪問した。額賀氏は同日夕方、韓日議員連盟の姜昌一(カン・チャンイル)会長(与党・共に民主党)と会談。13日は李洛淵(イ・ナクヨン)首相と会談し、同午後に帰国の途に就く。両国関係は強制徴用訴訟の判決や韓国軍のレーダー照射問題などに加え、韓国国会の文喜相(ムン・ヒサン)議長が慰安婦問題で「天皇の謝罪が必要」と発言したことでさらに悪化しており、関係改善に向けた打開策を模索するために訪韓したとみられる。◇トランプ氏 思いやり予算の追加引き上げに言及 韓米は今年韓国が負担する在韓米軍の駐留経費負担(思いやり予算)を昨年の負担額(9602億ウォン=約946億円)から8.2%引き上げることで合意したが、トランプ米大統領は12日(米東部時間)の閣議で、韓国が5億ドル(約552億円)を追加で支払うことに同意したと述べた。すでに合意した引き上げ額と大きく異なる5億ドルという発言が数字上の誤りか、成果をアピールするために誇張したものか、明らかにされていない議論があったのかははっきりしない状況だ。 ◇全斗煥氏の身辺警護 予定通り年内終了へ 韓国最大野党「自由韓国党」の一部議員が、1980年に南西部の光州で発生した光州民主化運動(光州事件)を北朝鮮軍が介入した暴動と規定するなどの発言を行い波紋が広がる中、警察は当時鎮圧作戦を指揮した全斗煥(チョン・ドゥファン)、盧泰愚(ノ・テウ)元両大統領をはじめ、大統領経験者の自宅警備員を予定通り年内に撤収する作業を進めている。兵役による軍入隊者の減少に伴い、軍で服務する代わりに警察で勤務する義務警察が2023年に廃止されることを受けた措置だ。◇最大野党代表選 本格的な選挙戦突入へ 自由韓国党の代表選は、黄教安(ファン・ギョアン)元首相、呉世勲(オ・セフン)前ソウル市長、金鎮台(キム・ジンテ)国会議員の三つどもえの戦いとなった。各候補は14日から公式に始まる選挙運動を前に議政報告会や懇談会に出席し、支持を呼びかけるなど票田攻略に乗り出す。
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