ロッテ免税店(提供写真)=(聯合ニュース)
ロッテ免税店(提供写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】ロッテ免税店は6日、ソウル・明洞店の売上高が昨年初めて4兆ウォン(約4000億円)を超え、単一の売り場として世界一を記録したと発表した。 2017年は米国の最新鋭地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD、サード)」の在韓米軍配備問題で韓中関係がぎくしゃくしたこともあり売り上げに影響が出たが、昨年は前年比35%増加し、一日当たりの平均売上額は110億ウォンを超えた。 同店の年間売上高は1980年のオープン当時は22億ウォンだったが、2011年に1兆ウォンを記録。15年に2兆ウォン、16年に3兆ウォンをそれぞれ突破した。 ロッテ免税店によると、10年以降の年平均の伸びは25%で、中国による「THAAD報復」のために団体観光客が減ってからは中国人運び屋の「爆買い」需要が大幅に高まったという。明洞店は16年8月に12階への拡張を終えたほか、昨年10月には国内最大規模の中小、中堅韓国ブランド売り場を新規オープンさせるなど、顧客の受け入れ態勢を強化している。 一方、ロッテ免税店ワールドタワー店(ソウル・蚕室)の昨年の売上高も初めて年間1兆ウォンを突破した。前年比80%の増加率を記録したという。 韓国内にあるロッテ免税店の昨年の総売り上げは前年比25%増加し、過去最高の7兆5000億ウォンを記録した。ロッテ免税店は「オンラインでの販売が前年比50%増加して2兆ウォンに達するなど、インターネットとモバイルを使った購入用プラットホームの改善やネット専用商品の開発などがプラスに働いたようだ」と説明した。
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