ユーロモニターインターナショナルが発表した「外国人訪問者数世界トップ100都市」の上位10都市(同社提供)=(聯合ニュース)
ユーロモニターインターナショナルが発表した「外国人訪問者数世界トップ100都市」の上位10都市(同社提供)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】国際市場調査会社のユーロモニターインターナショナルが4日に発表した「外国人訪問者数世界トップ100都市」の2018年版で、韓国・ソウルは24位だった。 同ランキングは世界の600都市を対象に、昨年、休暇やビジネスで最低24時間以上滞在した訪問客数に基づき作成された。国内旅行客、日帰り客、12カ月以上の居住者、乗り継ぎ客は含まれていない。 韓国の都市のうちトップ100に入ったのはソウルと済州の2都市。ソウルは2016年の16位から8ランク下落した。済州は87位だった。ユーロモニターインターナショナルは「中国との政治的緊張感」を順位下落の主な原因に挙げた。 昨年ソウルを訪問した外国人は765万人で前年比15%減少したが、今年に入り回復の流れを見せている。平昌冬季五輪の開催、米最新鋭地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD、サード)」の在韓米軍配備に反対する中国の限韓令(韓流禁止令)を巡る対立の緩和ムード、南北関係改善による朝鮮半島の緊張緩和で観光客数が増加したと分析された。 トップは香港が占めた。10位以内には香港のほか、シンガポール(4位)、マカオ(5位)、クアラルンプール(9位)、深セン(10位)とアジアの6都市がランクインした。
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