ソウル市内に設置された南北首脳会談のプレスセンターで会見を行う尹氏=20日、ソウル(聯合ニュース)
ソウル市内に設置された南北首脳会談のプレスセンターで会見を行う尹氏=20日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国青瓦台(大統領府)の尹永燦(ユン・ヨンチャン)国民疎通首席秘書官は20日午前の記者会見で、19日に文在寅(ムン・ジェイン)大統領と北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党委員長)が発表した「平壌共同宣言」について、「全ての関係国から支持を得る新しいプロセスが進められている」との認識を示した。

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 尹氏は「米国のトランプ大統領が『金委員長の書簡を3日前に受け取った。素晴らしい進展があった』と述べた。ポンペオ国務長官も『非核化の完成など米朝の根本的な関係転換交渉に直ちに着手する』と発表し、国連総会に合わせた会談を北の李容浩(リ・ヨンホ)外相に提案したことを公開した」と伝えた。「中国外務省の報道官は新しく重要な合意に到達したとし、ロシアの報道官は実質的、効率的な動きを支持し歓迎すると表明したほか、日本の官房長官は朝鮮半島の完全な非核化につながることを期待すると述べた」と説明した。

 また、「文大統領は平壌から戻った後、再び国連総会出席のためニューヨークに向かう。朝米(米朝)対話の仲裁や促進の役割を果たすためだ」として、「楽観はできないが、新しい未来が築かれつつあるのは確かだ。見守ってほしい」と呼びかけた。


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