閉会式の様子(世界消防士競技大会推進団提供)=(聯合ニュース)
閉会式の様子(世界消防士競技大会推進団提供)=(聯合ニュース)
【忠州聯合ニュース】各国から集まった消防士が幅広い競技で技を競い合う「世界消防士競技大会」が17日、8日間の日程を終えて閉幕した。  韓国中部・忠清北道忠州市の忠州総合運動場で開かれた閉会式では、大会中のハイライト映像上映、人並み外れた体力を持つ消防士を選抜する最強消防士競技の授賞式、大会旗の伝達式、次回開催国のイベントなどが行われた。 今年で13回目を迎える今大会には63カ国・地域から約6600人の消防士が参加し、過去最大級の大会となった。  参加選手はラグビー、射撃、競泳など75競技で技量を競い、金メダル241個を獲得した香港が総合1位に輝いた。 韓国は、大会の華とされる最強消防士競技でチャンピオンのタイトルを獲得。香港と金メダル2個差で2位に入った。3位はロシア(金メダル32個)だった。 障害物コースや階段登りなど4段階で競う最強消防士競技には各国の選手約150人が参加し、韓国の京畿道災難(災害)安全本部所属の選手がチャンピオンベルトを手にした。  過去最大級の規模で行われた今大会は、質的にも大きな成功を収めたと評価される。 大会期間中、会場一帯では消防産業エキスポが開催され、国内外の消防産業に関する展示が行われた。また、消防政策国際シンポジウム、国際火災鑑識カンファレンスなどの学術セミナーも開かれた。 大会関係者は「過去最高レベルの国際大会になるよう、情熱を見せてくれた選手団と応援してくれた国民に感謝する」と述べた。 次の大会は、2年後の2020年にデンマークのオールボーで開催される。 次回大会の関係者は「忠州大会は規模と運営の両面で驚きを与えた大会だ」とし、「世界の消防士の友情と和合の祝祭が続くよう一生懸命準備する」と述べた。
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