大韓航空、航空機”先端”の空気循環システムで「機内でのMERS(マーズ)感染はない」(提供:news1)
大韓航空、航空機”先端”の空気循環システムで「機内でのMERS(マーズ)感染はない」(提供:news1)
中東呼吸器症候群(MERS/マーズ)感染者が3年ぶりに発生した。一部で、中東を行き来する旅客機内でMERSに感染する可能性があるとの懸念が提起されると、大韓航空は乗客の「不安解消」に出た。

 大韓航空は「航空機に流入する空気は、高熱殺菌された状態で内部にある先端空気ろ過・循環システムを通るため、機内での感染の心配はない」と12日、明らかにした。

 大韓航空旅客機は、HEPAフィルターなどろ過装置を利用し内部空気を周期的に循環させるシステムを装着している。空気循環が持続的に成されるため、唾液や空気で感染するMERSウィルスの伝染力が落ちるとのことだ。

 関係者は「エンジンを通して滅菌空気が流入し、内部の空気は航空機の外へ排出される過程が繰り返される」とし、「2~3分ごとに換気される効果があるため、ドバイを出発する航空機全便は追加で消毒を実施している」と説明した。

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