白報道官(資料写真)=(聯合ニュース)
白報道官(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国統一部の白泰鉉(ペク・テヒョン)報道官は16日の定例会見で、「昨日、朝米(米朝)間の将官級会談が開催され、米軍の遺骨送還に関連し6月12日の朝米首脳間の合意履行に向けた生産的な協議があったことを評価する」としながら、「きょう開催予定の実務協議でも朝米間の議論が成功裏に進むことを期待する」と述べた。 北朝鮮と米国はこの日、南北軍事境界線がある板門店で実務協議を開き、朝鮮戦争で行方不明になった米兵遺骨の送還の具体的な日程などを話し合う。 白氏はまた、朝鮮戦争などで生き別れになった南北離散家族の再会行事(8月20~26日)に関し、開催場所の北朝鮮・金剛山地域の施設を改修・補修するための資材搬入が対北朝鮮制裁に違反する素地がないかと質問され、「問題が生じないよう国際社会と協議中」と答えた。現時点でそうした問題があるという話は聞いていないという。 一方、2016年に中国の北朝鮮レストランから集団で脱出した従業員は自発的に韓国入りしたのではないとする当時のレストラン支配人の主張が報じられたことに対し、白氏は「(従業員は自由意思で入国したという)政府の従来の立場に変わりがない」と述べ、それ以上の言及を控えた。
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