文大統領の支持率は下落を続けている(コラージュ)=(聯合ニュース)
文大統領の支持率は下落を続けている(コラージュ)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の世論調査会社リアルメーターが16日発表した調査結果によると、文在寅(ムン・ジェイン)大統領の支持率は前週に比べ1.2ポイント低い68.1%で、6月13日に行われた統一地方選以降、4週連続で下落した。 調査は9~13日に全国の成人2502人を対象に実施された。不支持率は26.2%と、1.3ポイント上昇した。 リアルメーターは支持率の下落について、「先週続いた来年度の最低賃金引き上げの議論、雇用減少に関する報道の拡大など経済悪化に対する不安心理が続き、最低賃金への定期賞与と福利厚生費の算入や勤務制度の柔軟化、増税関連の政策に対する進歩(革新)系有権者らの否定的世論などが影響を与えたとみられる」と説明した。 政党の支持率は、与党「共に民主党」が前週から1.9ポイント下がった45.6%で1位を守った。民主党は前週の支持率(44.3%)が14カ月ぶりに45%を割り込んだが、今回の調査では回復傾向を示した。 野党は第1党の保守系「自由韓国党」が1.3ポイント下落の17.0%。革新系の少数党「正義党」は11.6%(1.2ポイント上昇)と3週連続で最高支持率を更新した。支持率上昇は7週連続。リアルメーターは、政府の政策改革が停滞し民主党支持層の忠誠度が弱まる中、国会の特殊活動費などの懸案に対する正義党の対応が好評を得たことが支持率上昇につながったと分析した。 このほか「正しい未来党」は6.4%(0.6ポイント上昇)、「民主平和党」は2.6%(0.3ポイント下落)だった。
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