雇用状況は低迷を続けている(コラージュ)=(聯合ニュース)
雇用状況は低迷を続けている(コラージュ)=(聯合ニュース)
【世宗聯合ニュース】韓国統計庁が11日発表した雇用動向によると、6月の失業率は3.7%で前年同月に比べ0.1ポイント改善した。 また、若年層(15~29歳)の失業率は前年同月比1.4ポイント改善した9.0%だった。統計庁は、今年3~5月には10%超で推移していたが、公務員試験が終了したことで求職活動中に分類される人が減少し、1桁台に回復したと説明した。 6月の就業者数は2712万6000人で、前年同月比10万6000人(0.4%)増にとどまった。就業者の増加数は今年2月に10万4000人と、1年9カ月ぶりに10万人台に鈍化。その後は3カ月連続10万人台で推移し、5月には10万人も割り込んだ。6月はようやく10万人を超えたが、雇用が改善されたとするには難しい数値だ。 自動車や造船など製造業の雇用不振が全体の就業者数の増加幅を押し下げた。 近ごろの雇用状況は、リーマン・ショック以来最悪の流れを示している。当時、2008年9月から10年2月までの就業者の増加数は18カ月連続で10万人を割り込んだ。 6月の就業率は61.4%で、1年前より0.1ポイント悪化した。 失業者数は103万4000人で、前年同月比2万6000人(2.5%)減少した。
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