トランプ大統領(左)と金委員長(コラージュ)=(聯合ニュース)
トランプ大統領(左)と金委員長(コラージュ)=(聯合ニュース)
◇トランプ氏が朝米会談中止を表明 半島情勢不透明に トランプ米大統領は24日(米東部時間)、6月12日に予定されていた北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党委員長)との首脳会談を取りやめる方針を表明した。会談の成功に自信を見せてきたトランプ氏だったが、この日ホワイトハウスが公開した金委員長宛ての書簡で、「あなたたちの極度の憤りと敵意を鑑み、残念ながら現時点で会談を行うのは不適切」とし、「シンガポールでの会談は開かれない」と伝えた。金委員長の会談開催提案を受け入れてから2カ月で、北朝鮮の非核化を巡る交渉と朝鮮半島情勢は再び先行きが見えなくなった。◇北外務次官が談話「米に時間と機会与える用意」 北朝鮮の金桂官(キム・ゲグァン)第1外務次官は25日、「朝鮮半島と人類の平和と安定のためにすべてを尽くそうとするわれわれの目標と意志には変わりがなく、われわれは常に大胆かつ開かれた心で米国側に時間と機会を与える用意がある」と述べた。トランプ大統領が朝米首脳会談の中止を発表したことを受け、談話を発表した。朝鮮中央通信が伝えた。◇朝米会談中止に国連事務総長「深く懸念」 国連のグテレス事務総長は24日(現地時間)、スイス・ジュネーブで開かれた国連の軍縮会議で、トランプ大統領が朝米首脳会談の中止を表明したことについて「深く懸念している」と述べた。その上で、「平和的で検証可能な朝鮮半島の非核化の道を探れるよう、関係国が対話を続けていくことを促す」と強調した。AFP通信が伝えた。◇高齢者3割が就労 大半が「生活費のため」 韓国保健福祉部によると、2017年に韓国の65歳以上の高齢者1万299人を対象に実施した実態調査で、30.9%が現在仕事をしていると答えた。また、現在働いていないが、これから働きたいと答えた人は9.4%だった。働いている高齢者に働く理由を尋ねたところ、「生活費のため」との回答が73.0%に上った。
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