朝米首脳会談中止　「北朝鮮軍に特異な動きない」＝韓国軍

【ソウル聯合ニュース】韓国軍当局は25日、トランプ米大統領が6月12日に予定していた朝米（米朝）首脳会談の開催中止を表明し、朝鮮半島の安全保障情勢への懸念が出ていることと関連し、現在のところ北朝鮮軍の特異な動きは捉えられていないと伝えた。ミサイル基地などの戦略施設での変わった動きは捕捉されていないということだ。

　軍の関係者は「わが軍は冷静に安定して状況を管理しながら、適切なレベルの軍事的備えを維持している」と述べた。軍は警戒態勢を引き上げず、平時のレベルを保っているという。

　北朝鮮軍は7月から開始する夏季訓練に備え、部隊ごとに準備をしているとされる。