安熙正・前忠清南道知事(資料写真)=(聯合ニュース)
安熙正・前忠清南道知事(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国のソウル西部地検は23日、元秘書ら2人の女性から性的暴行を受けたと告訴された安熙正(アン・ヒジョン)前忠清南道知事の逮捕状を請求したと明らかにした。 検察は安氏が容疑を否認していることに加え、これまでの地位や影響力を考慮すると証拠隠滅の恐れがあると判断し、逮捕状請求に踏み切ったという。 元秘書の女性は5日、テレビ番組に出演し、安氏が昨年6月から8カ月にわたり、海外出張先などで4度の性暴行を加えたと暴露。6日に業務上威力による姦淫・醜行容疑で告訴した。 また、安氏が設立したシンクタンク「より良い民主主義研究所」の職員の女性は2015年10月から17年1月までに3度の性暴行などを受けたとして、安氏を同容疑などで告訴した。 安氏は与党「共に民主党」の有力政治家で、与党の次期大統領候補の一人としても名前が挙がっていたが、告発されたことを受け、同党は安氏の除名を決定した。
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