文大統領、ベトナム戦争時の”韓国軍問題”を公式的に認める発言「不幸な歴史に遺憾」=韓越首脳会談
文大統領、ベトナム戦争時の”韓国軍問題”を公式的に認める発言「不幸な歴史に遺憾」=韓越首脳会談
ベトナムを国賓訪問中の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は23日、「韓国とベトナムが模範的な協力関係を発展させている中、「私たちの心に残る両国間の不幸な歴史に対し、遺憾の意を表する」と述べた。

 文大統領はこの日午前(現地時間)、ベトナム主席宮でおこなわれたチャン・ダイ・クアン国家主席との首脳会談での発言を通して、このように話した後、「両国が未来志向的な協力推進のため、共に力を合わせていくことを望む」と明かした。

 文大統領によるこのような言及は、ベトナム戦争当時、韓国軍派兵と韓国軍の民間人虐殺問題などについて、公式的に遺憾の意を明かしたものと注目される。

 また、文大統領は「昨年11月、韓-ASEAN首脳会議を契機に、ASEAN国家と協力を包括的に改善していくとの意思を表明した」と紹介しながら、「今回の訪問を通して、われわれの核心パートナーであり、かつASEANの中心国家であるベトナムとの協力関係をより強化していくことを望む。来年には両国間の戦略的協力同伴者関係樹立10周年を迎え、両国関係を包括的・戦略的同伴者関係としてより一層改善させていくことを提案する」と強調。

 これに、クアン国家主席は「すばらしいお言葉に、感謝申し上げる」と短く回答した。

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