北朝鮮FWハン・グァンソン、カリアリと契約延長＝2023年まで

イタリア・セリエA（1部）でプレー中の北朝鮮出身FWハン・グァンソン（20）が、所属チームであるカリアリ・カルチョと契約期間を2023年まで延長したことがわかった。

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　カリアリは19日（日本時間）、クラブホームページを通して、ハン・グァンソンと再契約を完了し期間を既存の2022年から2023年に延長したと発表した。

　北朝鮮U-17代表出身のハン・グァンソンは昨年3月、カリアリに入団。以降、着実に出場機会を得たハン・グァンソンは、トリノ戦でデビューゴールを決めた。

　可能性を確認したカリアリは、すぐにハン・グァンソンと5年契約を締結。続いて、今シーズンを前にセリエB（2部）のペルージャへレンタル移籍し、プロ経験を積むことに決めた。

　ハン・グァンソンはペルージャ所属として出場した開幕戦で、ハットトリックを達成するなど、19試合で7ゴールを決める活躍をみせた。

　その後、イタリアの名門ユベントスをはじめリバプールやトッテナム（以上、イングランド）などがハン・グァンソン獲得に向けて動いている、との報道が浮上。しかし、現所属チームのカリアリは後半期を前に、ハン・グァンソンを呼び戻し、1軍控えとして合流させた。以降、ハン・グァンソンはカリアリでゴールは記録していないが、先発と交代を行き来しながら着実に出場機会を得ている。