輸出用のコンテナが並ぶ釜山港(資料写真)=(聯合ニュース)
輸出用のコンテナが並ぶ釜山港(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の産業通商資源部と関税庁は17日、1月からの輸出額の累計(暫定)が5012億ドル(約56兆4000億円)を記録したと伝えた。1956年に貿易統計を開始して以来、最短期間での5000億ドル突破となった。 輸入額は4166億ドルで、産業通商資源部は今年の貿易額が1兆ドルを達成する可能性が高くなったと見通した。 同部は最短期間での5000億ドル突破の理由として、輸出品目と地域が多角化し、品目別と地域別にバランスの取れた成長を見せたと分析した。 主力品目のうち半導体、石油化学、鉄鋼の輸出が大きく伸び、ほとんどの品目で輸出が善戦した。 中国、東南アジア諸国連合(ASEAN)、インドなど大部分の地域で輸出が増加し、特にASEANやベトナム、インドなど新興市場への輸出の活性化により米国、中国などに対する依存度が低下した。 産業通商資源部は、韓国が自由貿易協定(FTA)を締結した主要国への輸出品目が多角化し、これらの国の輸入市場で韓国のシェアが上昇傾向にあると説明した。
Copyright 2017(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0