韓米6か国協議首席代表、済州島で会談＝対北政策調整・中国特使を注視

韓国と米国の北朝鮮核6か国協議の主席代表であるイ・ドフン朝鮮半島平和交渉本部長と米国首席代表のジョセフ・ユン国務省北朝鮮担当特別代表が17日、韓国・済州島で会談し、対北政策を調整した。

　韓国外交部によるとイ本部長とユン特別代表はこの日午前、済州島のホテルで会談した。韓米6か国協議首席代表競技は先月20日、ソウルで開催されてから約1か月ぶりだ。

　両国はこの日、北朝鮮が60日以上、武力挑発をしていない朝鮮半島の現状に対する分析と評価を共有したと推測される。

　また、北朝鮮の核問題関連の制裁と圧迫を通じて、北朝鮮を非核化対話に引き出す案についても議論したものと見られる。

　特に、中国の習近平国家主席の特使である中国共産党中央対外連絡部の宋濤部長がこの日、訪朝。今後の韓米の協力案についても意見が交わされたものと推定される。