韓国の大手芸能事務所SMエンタテインメントがアイドルグループ「EXO」を離れたTAOを相手取り提訴した不当行為訴訟で勝訴した。
韓国の大手芸能事務所SMエンタテインメントがアイドルグループ「EXO」を離れたTAOを相手取り提訴した不当行為訴訟で勝訴した。
韓国の大手芸能事務所SMエンタテインメントがアイドルグループ「EXO」を離れたTAOを相手取り提訴した不当行為訴訟で勝訴した。

TAO(元EXO) の最新ニュースまとめ

 SM側は5日、これと関連し中国に声明書を発表した。

以下は声明書の全文。

S.M. ENTERTAINMENT Co., Ltd.(SMエンタテインメント、以下SM)は専属契約を違反したEXOメンバー、ウイパン(KRIS)、ルハン(LUHAN)、ファン・ズータオ(TAO)の中国内での違法的芸能活動に関連し、中国内で訴訟を進行中であり、そのうちSMが2015年10月13日にファン・ズータオを相手に提起した「仮払金償還請求訴訟」について、中国・山東省・青島市中級人民裁判所は償還義務を違反したファン・ズータオに、SMが支給した仮払金および遅延利子を償還するよう、判決を下しました。

ファン・ズータオは昨年4月ごろ、会社(事務所)とEXOを無断で離脱した後、SMに仮払金を申請し、これにSMはファン・ズータオの事務所としての役割を誠実に果たすため、仮払金を支給しました。しかし、ファン・ズータオは当社の銀行口座を明確に知りながらも、約束した期間内に仮払金を償還せず、反対に韓国の裁判所に専属契約に対する効力不存在確認訴訟を提起するなど、常識に反する行為をしました。

中国管轄裁判所の今回の判決はファン・ズータオの違法または、違約行為に対する「事必帰正(すべての過ちは、必ず正しい道理に帰する)」の結果です。ファン・ズータオは公人としてより高い基準の道徳性を見せるどころか、中国内の別会社と私的に不法芸能活動を展開しており、中国の「新聞出版放送映像業界従事者職業道徳自律公約」で強調された“契約精神”と“信義誠実原則”を明確に背反し、社会構成員としての最小限の道徳的基準さえ無視しているのです。

SMは本判決に留まらず、SMとEXOの適法な権益を侵害するすべての行為に対し法的措置を取り、善意の被害者を代表し、ウイパン、ルハンおよびファン・ズータオの違法または、違約行為によって韓中両国の文化交流が毀損されるのを防止するために、一層努力していく所存です。

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