22日に亡くなった金泳三(キム・ヨンサム)元大統領は、1993年から1998年まで、韓国の第14代大統領を務め、韓国の軍政の終息と民政の始まりを象徴する人物である。
22日に亡くなった金泳三(キム・ヨンサム)元大統領は、1993年から1998年まで、韓国の第14代大統領を務め、韓国の軍政の終息と民政の始まりを象徴する人物である。
22日に亡くなった金泳三(キム・ヨンサム)元大統領はどんな人物なのか?

1993年から1998年まで、韓国の第14代大統領を務め、韓国政治史で軍政の終息と民政の始まりを象徴する人物である。

韓国の釜山と近い巨済島で生まれ、釜山での高校時代を経て、ソウル大学に入学。哲学専攻。26歳で韓国史上最年少で国会議員になった。

野党議員として、故金大中(キム・デジュン)氏とも競争と提携を繰り返しながら、当時の朴正煕(パク・チョンヒ、現在の朴大統領の父親)大統領の長期独裁政権と闘った。

1979年の朴大統領の暗殺以降も、続く軍事政権に対して抵抗と連合を図り、1993年に大統領に就任することで、韓国政治は32年ぶりに「軍政」から「民政」に戻ることになった。

1980年の光州事件を民主化運動として再評価させるなど、民主化を定着させた大統領と評価されている。

日韓関係に関しては、反日発言や旧朝鮮総督府の建物撤去で韓国大衆の人気を得たこともあり、軍事政権時代より日韓関係を悪くしたとの評価もある。

また、反日発言の直後の1997年、韓国財閥の破たんが相次ぎ、国際通貨基金(IMF)管理体制を招いた経済失策の責任者との評価もある。

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