菅官房長官、MERS隔離対象者の日本帰国について「まったく問題ない」。
菅官房長官、MERS隔離対象者の日本帰国について「まったく問題ない」。
日本の菅義偉内閣官房長官は16日、韓国での中東呼吸器症候群(MERS=マーズ)隔離対象者に日本人が含まれ、彼らは既に日本に帰国したという報道に関して「個人の人権を尊重し、それぞれの情報は保留にする」とし、「韓国や中東で感染者と接触した人物が帰国した場合には、一定期間、観察するなどの徹底した感染防止策をとっており、まったく問題はない」と伝えた。

 前日、韓国保健福祉部は記者会見で、MERSの自宅隔離対象者に、外国籍の人物が20~30人おり、その中に日本人が含まれると明らかにしていた。

 日本メディアは自宅隔離対象だった日本人は2人で、共に15日までに日本に帰国したと伝えた。また、韓国政府が隔離対象者の出国を禁止している状況で、彼らがどのように出国できたかは不明だという。

 一方、韓国保健福祉部・中央MERS管理対策本部は16日、MERSの感染者が前日より4人増えて計154人となったことを明かした。死者も3人増加に計19人と集計された。

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