韓国で中東呼吸器症候群(MERS=マーズ)患者、隔離対象者が急増している。
韓国で中東呼吸器症候群(MERS=マーズ)患者、隔離対象者が急増している。
中東呼吸器症候群(MERS=マーズ)患者、隔離対象者が急増している。

 3日午前、韓国保健福祉部の発表によると、MERS患者は5人増え30人となった。今回、追加された患者5人のうち4人は、先月15~17日にMERSの発生地・京畿道(キョンギド)にあるB病院の病棟に入院していた患者、または家族だ。彼らは発熱などのMERS症状があらわれ、遺伝子検査を受けた結果、最終的に陽性判定を受けた。もう1人は大田市(テジョンシ)にあるE医療機関にいた16人目の患者と先月22~28日に同じ病室に入院していた患者だ。3次感染者ということになる。

 患者数が急増し、自宅・機関での隔離対象者も計1364人となった。患者を含め、感染疑い者は3日午後12時半現在、398人。また、隔離対象者のうち自宅隔離が1261人、機関隔離が103人だ。

 累積感染疑い者398人の中には、検査で29人(中国で確診となった患者1人を除く)が陽性反応が出て、残りの369人は陰性判定を受けた。3日だけでも、追加された感染疑い者は陽性5人(確診患者)、陰性133人を含む計138人規模だ。

 関連のコールセンターにも、日を増すごとに相談件数が増え続けている。先月30日の451件から、31日489件、6月1日997件、2日には1107件に及んだ。


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