韓国　けさのニュース（１０月８日）

◇米国務省「金委員長、核実験場解体確認の査察団招待」　米国務省は７日（現地時間）、北朝鮮の金正恩（キム・ジョンウン）国務委員長（朝鮮労働党委員長）が、５月に爆破作業を実施した北東部・豊渓里の核実験場の不可逆的な解体を確認するための査察団を招待したと明らかにした。金委員長は同日訪朝したポンペオ米国務長官との会談でこうした意向を示した。◇政府・与党と大統領府が会議　平壌共同宣言の履行措置など協議　韓国の与党「共に民主党」、政府、青瓦台（大統領府）は８日、首相公館で会議を開き、朝鮮半島問題や最近の経済動向などについて協議した。先月の南北首脳会談の成果である平壌共同宣言の具体的な履行に向けた措置に関しても意見を交わした。◇韓国人乳がん患者に変化　４０歳未満の割合低下　韓国人女性の乳がん発症の様相が変化している。一時は３０%に迫った４０歳未満の若い患者の割合は次第に下がり、２０２０年ごろには西欧に似た分布になると予想される。これまで韓国をはじめとするアジア圏の乳がんは西欧圏とは異なり若い患者が占める割合が高いことが特徴だった。サムスンソウル病院の研究チームは８日までに、１９９０年代以降、韓国乳がん登録事業に登録された患者１０万８８９４人を分析した結果に基づき、国内で若い乳がん患者の割合が高い状況は長く続かないとの見通しを示した。◇ディスカバリー４など５車種をリコール　韓国国土交通部は８日、ジャガー・ランドローバー・コリアが輸入販売した５車種でエンジンに不具合が見つかり、リコール（無償回収・修理）を実施すると発表した。リコールの対象となるのは２０１０～２０１６年に生産されたディスカバリー４、レンジローバー、レンジローバースポーツ、ジャガーＸＦ、ジャガーＸＪの計１万６０２２台。