北朝鮮メディア、米上院の政治犯収容所撤廃決議に「米朝関係に冷や水」(提供:news1)
北朝鮮メディア、米上院の政治犯収容所撤廃決議に「米朝関係に冷や水」(提供:news1)
北朝鮮の宣伝メディアらが最近、米国上院外交委員会が北朝鮮内の政治犯収容所の撤廃を求める決議案などを通過させたことに対して「朝米(米朝)関係改善に冷や水を浴びせる故意的な挑発行為」と非難した。

 北朝鮮の対南宣伝メディア「私たち民族同士」は5日、「米議会上院外交委員会はわれわれの『強制収容所』撤廃を要求する決議案と『対朝鮮政策』に対する監督権限を強化する内容を盛り込んだ『アジア安心法案』というものを可決する遊びをした」とし、このようなタイトルの論評を出した。

 メディアは「対朝鮮敵視法案はわれわれ共和国に対する途方もない謀略と病的な抵抗感に基づいた完全な無理押しであり、文書」と声を高めた。

 また「歴史的な平壌南北首脳の再会を機に、こう着状態に陥っていた朝米対話の雰囲気が復活している」とし、「このようなときに米議会がわれわれを反対する対朝鮮敵視法案を相次ぎ操作したのは、流れに逆行している」と強調した。

 メディアは「ここにはトランプ行政部の動きに歯止めをかけ、朝米関係を対決と戦争の局面へと逆転させようとする不純な企図が敷かれている」と主張したりもした。

 この日、別の宣伝メディア「メアリ」も「朝米首脳会談後、4か月ほどになるきょうまでも朝米関係が足踏みする理由がどこにあるのか」とし、最も重要なことは朝米関係が米国内の政治の犠牲物として悪用されているため」と主張した。


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