MERS患者が治療を受けているソウル市内の大学病院の感染隔離病棟(資料写真)=(聯合ニュース)
MERS患者が治療を受けているソウル市内の大学病院の感染隔離病棟(資料写真)=(聯合ニュース)
◇MERS患者と同じ航空機の外国人 約50人連絡取れず ソウル在住の男性(61)が中東呼吸器症候群(MERS)に感染した問題で、保健福祉部の疾病管理本部は10日、この男性の近くにいたかウイルスを含んだ飛沫(ひまつ)などに触れた「密接接触者」は同日午後5時時点で21人、男性が海外から帰国する際に同じ航空機に乗り合わせるなどした「日常接触者」を417人と発表した。前者は全員が施設や自宅に隔離されている。うち6人の感染が疑われるが、1人は2回の検査でいずれも陰性、残り5人も1回目の検査で陰性と判明し、2回目の検査を待っている。一方、日常接触者と分類された人のうち外国人は115人だが、うち約50人は韓国入国後に保健当局との連絡がつかない状態だ。日常接触者は隔離されないが、自身の健康状態を指定された担当者に毎日電話で伝えなければならない。 ◇板門店宣言の批准同意案が閣議決定へ 国会に提出予定 政府は11日に文在寅(ムン・ジェイン)大統領主宰の閣議を開き、4月27日の南北首脳会談で署名された板門店宣言に対する批准同意案を審議する。閣議決定後に国会に提出する予定だ。これに関し青瓦台(大統領府)の金宜謙(キム・ウィギョム)報道官は7日に、板門店宣言の履行に必要な費用の見積書も一緒に提出すると話していた。◇朝肌寒く日中は気温上がる ソウルは一日で10度前後の差 気象庁によると、気温は12日まで平年をやや下回る見通しで、特に朝は肌寒くなる見通しだ。11日に主要都市の午前5時の気温は13~19度台だった。最高気温は22~27度まで上がると予想され、一日の気温差が大きい。ソウルは午前5時に17.2度、日中は27度と、10度前後の差となりそうだ。◇免税上限超過の携帯品 海外旅行に出掛けた韓国人旅行客が免税範囲を超えて韓国に持ち込む携帯品が年々増加している。免税は600ドル(約6万6700円)までだが、これを超過する携帯品の持ち込みは2014年が1163億300万ウォン(約114億円)、15年が1197億9100万ウォン、16年が1333億5000万ウォン相当と集計された。国会企画財政委員会所属の与党議員が11日、関税庁の資料内容を明らかにした。
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