AIが編集したネイバーニュースのモバイル・PCニュース画面(赤枠内)=(聯合ニュース)
AIが編集したネイバーニュースのモバイル・PCニュース画面(赤枠内)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国インターネットサービス大手、NAVER(ネイバー)が、ニュースサービスで人間の代わりに人工知能(AI)が自動編集する部分を大幅に拡大したことが、13日までに分かった。 同社によると、8日からAIを基盤とするニュース選別技術「AiRS(AI Recommender System)」が拡大され、モバイル・パソコン版の「ニュースホーム」と「セクションホーム」に適用されている。 今回の改編でモバイルニュースのメインページであるニュースホーム(m.news.naver.com)と、政治・経済・社会など部門別の主要ニュースが掲載されるセクションホームでは、人間が直接編集するエリアは事実上見つからなくなった。 ただ、最も多くの利用者がアクセスするモバイルトップページ(m.naver.com)には、編集者が選んだ5本のニュースが掲載される。 パソコンのニュースホーム(news.naver.com)でも編集者が選んだニュース10本が上段に配置され、その下にAIが推薦するニュースが掲載される。 ネイバーは今回の改編により、究極の目標である「人の手を全く借りず、AIが100%編集する」ニュースサービスに一歩近付くことになった。同社は既に昨年10月にクラスタリング(自動分類)ニュースを導入し、編集者が配列するエリアが20%以下に減ったと明らかにしている。 ネイバーの関係者は「地震のように全国民が注目する記事をリアルタイムでキャッチすることは(AIが)まだ人間のレベルに及ばない」とし、「利用者の反応を通じて必要な情報をさらに早く効果的に確認できるよう、推薦技術を引き続き向上させていく」と説明した。
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