平昌冬季五輪・パラリンピックのエンブレム(組織委提供)=(聯合ニュース)
平昌冬季五輪・パラリンピックのエンブレム(組織委提供)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】国際オリンピック委員会(IOC)が6日(日本時間)の理事会で、国家ぐるみのドーピングを理由にロシア・オリンピック委員会を資格停止とし、来年2月に韓国で開催される平昌冬季五輪への選手団派遣を禁じる処分を決めたことを受け、平昌五輪組織委員会は「IOCの決定事項を尊重する」との声明を発表した。 IOCの決定によると、ロシア選手団の平昌五輪出場は禁じられるが、潔白を証明した選手は「ロシア出身のオリンピック選手」として個人資格での参加が認められる。組織委はこの決定を「尊重する」とした上で、「IOCとそのほかの関連機関、平昌大会に参加する選手と役員が最高の経験をできるよう努力する」と表明した。 ロシア・オリンピック委員会は12日の会議で平昌五輪に参加するかどうかを決定する予定で、仮にロシアが大会の「ボイコット」を宣言しスター選手が不参加となれば五輪の興行に大きな打撃とならざるを得ない。
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