電話会談する文大統領とトランプ大統領(イメージ)=(聯合ニュース)
電話会談する文大統領とトランプ大統領(イメージ)=(聯合ニュース)
◇韓米首脳が連日の電話会談 北朝鮮ミサイル発射巡り 韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領とトランプ米大統領は30日、北朝鮮の29日の大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射を受けて電話会談を行い、北朝鮮が自ら核とミサイル開発を放棄し対話の場に出てくるまで、制裁と圧力を加え続けることで一致した。緊密に連携しながら、国際社会が制裁と圧力を最大限強化するよう働きかけていく。また、韓米両国が確固たる連合防衛態勢を土台に北朝鮮に対して圧倒的な力の優位を見せることで、北朝鮮の挑発を抑え脅威に対応する必要があることでも一致した。韓国は米国の最新軍事装備の購入などを通じ防衛力が強化する。◇中銀の利上げにも住宅ローン金利は小幅低下 韓国銀行(中央銀行)が11月30日、6年5カ月ぶりに政策金利を引き上げ、年1.5%とした。しかし、銀行各行の住宅担保貸出の金利は小幅下落した。市中金利には韓国銀行の利上げが織り込み済みで、李柱烈(イ・ジュヨル)韓国銀行総裁が利上げ決定後の記者会見で追加の利上げについて「慎重に判断する」と発言したことがむしろ押し下げ要因となった。◇国防費 昨年368億ドルで世界10位 防衛事業庁の国防技術品質院が1日に発刊した2017年版世界防衛産業市場年鑑によると、韓国の昨年の国防費は368億ドル(約4兆1400億円)で、世界10位だった。1位は米国(6110億ドル)で、中国(2150億ドル)、ロシア(692億ドル)と続く。日本(461億ドル)は8位だった。◇サッカー韓国代表の運命は?いよいよW杯組み合わせ抽選会 2018年6、7月に開催されるサッカーのワールドカップ(W杯)ロシア大会の組み合わせ抽選会が1日午後6時(日本時間2日午前0時)からロシア・モスクワで行われる。韓国代表の関係者も現地入りした。韓国は9大会連続の本選出場だが、国際サッカー連盟(FIFA)ランキングに基づくポット分けで一番下の第4ポットに入っている。◇ロシアに出稼ぎの北朝鮮労働者 来年も大幅減見込めず ロシアは国連安全保障理事会の北朝鮮制裁決議に盛り込まれた北朝鮮労働者の新規受け入れ禁止を履行しようとしているが、ロシアで働く北朝鮮労働者の数は来年も大きくは減らない見通しだ。ロシア政府筋が30日(現地時間)、「就労査証(ビザ)を取得してロシアで働く北朝鮮労働者は約3万7000人」としながら、「そのほとんどが昨年11月に2年間の就労許可を受けた」と説明した。北朝鮮労働者は極東と、モスクワやサンクトペテルブルクなど西部を含めロシア全域に散らばり、建設や樹木伐採、農業などの分野で働いているとされる。
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