【東京聯合ニュース】「韓流偏重」の批判を受けてきたフジテレビが4日までに公式サイトを通じ、同問題に対する見解を発表した。
 フジテレビは、放送法に定められた自社番組編成の編成権を堅持した上で、広く視聴者ニーズに応えられるような番組制作・編成を行っていると説明。韓流ドラマが多いという批判があるが、どのような番組を放送するかは、総合的かつ客観的に判断し決めているとした。
 また、グループ会社が音楽著作権を所有している楽曲を、番組やイベントなどで使用し宣伝行為を行っているという指摘に対しても、「グループ会社の楽曲かどうかではなく、番組やイベント内容に適した作品を使用している。上記の番組編成、制作方針同様、制作の自主性を重んじ、より良い番組作りのために効果的な楽曲を使用するという基本方針を大事にしている」と説明した。
 同問題をめぐっては俳優の高岡蒼甫がツイッターでフジテレビに韓流番組が多いことを批判。これがきっかけとなり、同局への批判が広がっていた。8月には2回の抗議デモが起きている。

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