記者会見するキム・ヒョンジュン=7日、ソウル(聯合ニュース)
記者会見するキム・ヒョンジュン=7日、ソウル(聯合ニュース)
韓国男性アイドルグループ「SS501」のリーダーからソロ歌手として独り立ちしたキム・ヒョンジュンが7日、ファーストソロアルバム「Break Down」のアジア全域同時リリースを記念し、記者会見兼ショーケースライブをソウル市内で行った。

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 「SS501」時代がアイドルとしての姿だったとすれば、ソロでは強い男に成長した姿を見せたいと考えていたというキム・ヒョンジュン。満25歳、数えで26歳という年齢はアイドルと言うにも男と言うにも曖昧だとしながら、少年から大人に変わっていく様を見せるというのがアルバムのトータルコンセプトだと説明した。

 「SS501」時代、アルバムプロデュースは事務所に任せていたが、ソロとなり初めて自らプロデュースに加わった。昨年6月に渡米し曲を集め、振り付けやミュージックビデオの演出などにも積極的に意見を出した。「SS501」の影から脱したいと努力したと話す。アイドル時代には足りなかったパフォーマンスをよりパワフルに完成させ、真の男、成熟した歌を聞かせる歌手というところを示したかったという。

 タイトル曲「Break Down」は、躍動的なサウンドのダンス曲で、彼の持ち味が光るダンスパフォーマンスに焦点を合わせ、ラッパーのDouble Kをフューチャリングに迎えた。この日公開されたミュージックビデオも、強い男のイメージで制作されており、鍛え上げた筋肉も披露した。

 韓流スター、ペ・ヨンジュンが筆頭株主の芸能事務所、キーイーストに移籍してから初めてリリースするアルバムということでも注目を集めている。
 ペ・ヨンジュンは良い音楽やビデオ映像があればキム・ヒョンジュンに見せ、ステージの振り付けをチェックするなど積極的に参与したという。カメラの腕も立つことから、ジャケット写真の撮影も申し出てくれたと紹介した。キム・ヒョンジュンのアルバムを機会に、音楽制作について学んでいるようで、精神的にアドバイスをもらっていると感謝の言葉を伝えた。

 「SS501」メンバーとしては4人目のソロ活動という点にも、プレッシャーを感じていたと明かした。ほかのメンバーたちの活動を見て、「SS501」という名前だけでは、活動は容易ではないことを実感。練習を重ね、自分自身を克服しようと努力した。また、歌手としての目標はソテジ、役者としてはソル・ギョングを挙げた。

 この日のショーケースライブを皮切りに、キム・ヒョンジュンは本格的なソロ活動に入る。これまでは事務所の移籍もあり表立った活動をほとんどしてこなかったが、今後は国内外で活発に活動したいと意欲を示した。8月からアジアファンミーティングをはじめ、9月末にはセカンドアルバムをリリースし、アジアツアーも展開する。セカンドアルバムの収録曲はすでに準備しており、ことしはドラマや映画よりも、歌手活動に力を入れていく計画だ。

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