舞台あいさつをするチュ・ジンモ
舞台あいさつをするチュ・ジンモ
去る11月20日午後、シネマート新宿にて韓国映画『霜花店(サンファジョム)運命、その愛』の舞台あいさつが行われ、王役を演じたチュ・ジンモが登壇した。

韓国映画「霜花店(サンファジョム) 運命、その愛」のキャスト、公開日、あらすじ

韓国映画『霜花店(サンファジョム)運命、その愛』は、『マルチュク青春通り』や『卑劣な街』を手掛けたユ・ハ監督作品。元の抑圧を受けていた高麗末期を背景に、王位奪取の陰謀の中で愛と裏切りのためにすれ違い、剣を向け合うようになった王(チュ・ジンモ)と護衛武士ホンニム(チョ・インソン)、元から来た悲運の王妃(ソン・ジヒョ)のストーリーを描いている。また、期待の若手俳優シム・ジホ、イム・ジュファン、ソン・ジュンギ、ノ・ミヌらが親衛隊<乾竜衛>の一員を演じ、注目を浴びた。

チョ・インソンとソン・ジヒョの激しいベッドシーンに加えドラマチックな描写が話題となり、18禁指定でありながら400万人を動員、『王の男』に次ぎ時代劇における歴代興行成績2位の大ヒットを記録した。また、主演のチュ・ジンモは本作で、<第45回百想芸術大賞>映画部門で最優秀演技賞を受賞している。

日本での舞台あいさつは初めてというチュ・ジンモは「日本の皆さんにも名前を覚えてもらい、こうしてお会いできることが嬉しい。胸がときめくと同時に緊張し震えている」と感無量のようすだった。同性愛者という役柄に「今までの出演作に比べて悩む部分も多かった」と語るチュ・ジンモ。相手役に当たるチョ・インソンについては「昔から仲の良い後輩であり俳優仲間でもある。撮影中も彼のことを信じていた。何事にも一生懸命な人間だからこそ、皆さんに愛されているのだと実感した」と共演した感想を述べた。

また、「王の心情を包み隠さなければならない場面が多く難しかった。目で表現しようと努めていた。大変だった分、やりがいのある役柄だった」と『霜花店』を振り返った。そして、ファンからの質問コーナーでは「好きな女性のタイプは」という率直な質問に、「以前は顔が可愛くてスタイルが良くて優しい女性に憧れていたが、今は賢明な女性が来てくれるのを待っている」と話した。

映画『霜花店(サンファジョム)運命、その愛』は2010年2月6日よりシネマート新宿、シネマート心斎橋他全国順次ロードショー。
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