(左から)古家正亨さん、みんしるさん
(左から)古家正亨さん、みんしるさん
11月2日午後、シネカノン有楽町2丁目にて韓国映画『アバンチュールはパリで』(原題:夜と昼/配給:ビターズ・エンド/http:www.bitters.co.jp/paris)の日本公開を記念し、DJやMCなどで活躍する“古家正亨”さんと“みんしる”さんによるトークショーが行われた。

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韓国映画『アバンチュールはパリで』は美しい季節のフランス・パリを舞台に、ウィットに富んだ会話で恋愛における男と女の本音を描いた小粋なロマンスコメディ。“韓国のゴダール”、“エリック・ロメールの従弟”と賞賛されるホン・サンス監督最新作だ。2008年<ベルリン国際映画祭>コンペティション部門正式出品作品であり、2008年<第28回韓国映画評論家協会>最優秀作品賞、最優秀脚本賞、2008年<第17回釜日映画賞>最優秀作品賞を受賞するなど本国韓国でも注目を浴びた。出演はキム・ヨンホ、パク・ウネ、ファン・スジョン、イ・ソンギュンなど。

上映前に行われたトークショーで古家さんとみんしるさんは、自身の体験談などを交えトークを展開。古家さんは以前、同作のホン・サンス監督にインタビューを実施したことがあるそうで、常に“駄目男”を描く監督について「監督はいつも理想の男性を描いているそうだ。“こんな男性がこうであってほしい”という部分に注目してほしい」と話し、みんしるさんは「韓流スターを見て想像する韓国人男性は、たくましく女性を助けるイメージがある。兵役などもあるせいか、“草食系男子”という言葉が使われている日本とは異なり、韓国では“強い”男性を好む傾向がある。体も“マッチョ”をアピールする」と韓国人男性を語ると、「今回の『アバンチュールはパリで』はそれとは間逆の男性を通し日常を描いた作品」と紹介した。

また『アバンチュールはパリで』全体に関して、みんしるさんは「海外における韓国人の生活が個人的には楽しかった」とし、古家さんは「単純な男女の恋愛ではなく韓国人が持っている気質などがよく表れている」と感想を述べた。

映画『アバンチュールはパリで』は10月17日よりシネカノン有楽町2丁目ほか全国順次ロードショー。
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