<b>カリスマ、堂々たる態度、クールな性格、知的な容姿…</b>

コ・ウナ の最新ニュースまとめ

少なくともちょっと前まではそうだった。
タレントチ・ヒョヌ(21)は4日に放送終了したKBS2TVシットコム(シチュエーションコメディ)『オールドミスダイアリー』で、女性たちが喜ぶ、女性たちのための“チPD”として生きた。しかしその“イイ男”が新たに変身する。

「(慶尚道(キョンサンド)方言で)無愛想な慶尚道の悪戯っ子です。勉強はそっちのけでギターを弾いて歌うのが好きな役です。最近、こんなふうに慶尚道方言の練習をしてて大変です」
16日に初放送される全30部作のKBS2TV水木ミニシリーズドラマ『黄金のリンゴ』で、彼は高校生キム・キョンミン役として出演する。10日、ソウル市汝矣島(ヨウィド)にあるKBS本館で彼と会い、直接方言を聞いても、彼の変身が実感として感じられない。彼がダサい田舎青年になるには二つの壁がある。持ち前の洗練されて都会的な容姿と、ジェントルマン“チPD”という後天的なイメージである。さらに役者デビュー2年ぶりに初のレギュラー出演とう点も慎重にならざるを得ない。しかし彼は独特の笑顔でこう答えた。

「新世代のイメージのせいで、シットコムやトレンディドラマが似合うかもしれませんが、本当は僕は『花より美しい』のような家族ドラマが好きなんです。『バラ色の人生』もとても素敵なドラマでした。普段から“若年寄り”と言われるくらい、大人たちの人生談などを好んで見聞きしてます」

『黄金のリンゴ』は、1960年代後半を舞台に、キム・キョンスク(パク・ソルミ)-キョング(キム・ジフン)-キョンミン(チ・ヒョヌ)-クムシル(コ・ウナ)の4人姉弟の成長記を描いたドラマ。大地主パク・ビョンサム(イ・ドクファ)の使用人である両親の間に生まれた彼らは、母親が貯水池で殺され遺体で発見、父親が反抗の容疑者とされ、一瞬で孤児の立場となってしまう。世の中に対する復讐心でいっぱいの兄と違い、キョンミンはこのようなことには関心を持たない。ただ髪を振り乱してギターをはじく“カッコつける”だけの人生なのだ。

「もともとは5人組のロックバンド<ザ・ナッツ>でギターをやってたので難しくはありません。でも、本当は内気な性格だから…。ただ、“チPD”の時も今も、“ムカつくヤロー”なのは同じみたいです」
慶尚道方言を自由に駆使することも課題である。2週間前、とにかく釜山(プサン)に行って市場を一回りした。市場の商人たちのような親しみやすく味わいのある方言を覚えるためだった。

「僕を知っているオバさんもいました。その度、“(方言で)違いますよ”と言ったら、それ以上は疑いませんでしたね。でも、学生たちは最後まで僕を見抜いてサインをねだってました」

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