8キロ痩せたサムスン電子副会長、きょう(22日)午前の裁判は落ち着いたようすで傾聴(画像提供:wowkorea)
8キロ痩せたサムスン電子副会長、きょう(22日)午前の裁判は落ち着いたようすで傾聴(画像提供:wowkorea)
サムスン物産の合併とサムスンバイオロジックスの会計不正疑惑事件の裁判に出席したサムスン電子のイ・ジェヨン副会長が午前の裁判中、落ち着いたようすを見せた。

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 ソウル中央地裁は22日午前、サムスン物産の合併およびサムスンバイオロジックスの会計不正疑惑事件の第1回公判を開いた。この裁判に被告人として出席したイ・ジェヨン副会長は健康上の問題があるにも関わらず、落ち着いて裁判に臨んだ。

 イ副会長は今年3月中旬、急性虫垂炎とそれに伴う大腸の一部切除手術などで体重が8キロほど減った。イ副会長の姿は一目でわかるほどやつれた姿だった。

 12時10分に裁判が休廷した後、イ副会長は特別な話もなく法廷の外に歩いて出たが、特に首の部分がことし1月18日、国政介入事件で法廷拘束された当時と比較してみると、痩せているようすだった。

 同日午前10時から開かれた公判に出席したイ副会長は、裁判中は正面を凝視しているか、弁護人らと話を交わしていた。

 裁判が始まった頃、イ副会長の弁護人は、イ副会長の手術で一度延期された公判への感謝の言葉を伝えた。弁護人は「イ・ジェヨン被告に代わって言葉を伝える」とし「おかげで不十分な状況を乗り越え、回復中だ」と述べた。さらに「検事にもお礼を申し上げる。今後の裁判手続きが順調に進むことを望む」と付け加えた。

 一方、同日午前の裁判は原告である検察側の公訴提起の趣旨説明が主だった。検察側は△資本市場法違反、△業務上背任関連、△外監法違反関連の3つのテーマで、イ副会長に対する公訴の正当性を約2時間説明した。

 裁判は午後2時に再開され約3時間、イ副会長側の弁論が行われる予定だ。

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