ソウル市長補欠選挙の朴映宣“共に民主党”候補(左)と、呉世勲“国民の力”候補(画像提供:wowkorea)
ソウル市長補欠選挙の朴映宣“共に民主党”候補(左)と、呉世勲“国民の力”候補(画像提供:wowkorea)
韓国では「運命の日」が明けた。次期大統領選の前哨戦とされる4・7補欠選挙(4月7日のソウル・釜山市長選)の投票結果によって、与野党の悲喜が分かれることになる。「反省と省察」を先立て「未来」を選択してほしいと泣訴してきた与党“共に民主党”と、選挙運動期間 終始一貫して「政権審判論」を強調してきた野党第一党“国民の力”。今回の結果によって そのどちらかが「致命傷」を負うことになる。また 今回の結果によっては 任期の最終段階に入っているムン・ジェイン(文在寅)政権のレームダックが本格化する可能性もあり、次期大統領選の構図も激しく動くものとみられる。

与党指導部は今日(7日)の午前 記者会見を開き、改めて投票参加を呼びかける予定である。これまでの各種世論調査の結果とは異なる「隠れた民心」が起こり始めただけに、投票率が高まるほど「シャイな革新」などの支持層が結集に乗り出すと判断し、有利となるという計算によるものとみられる。

一方 前日の遅い時間まで遊説したキム・ジョンイン(金鍾仁)“国民の力”非常対策委員長は、今日の午前 投票をし、夕方からはソウルの中央党舎で出口調査および開票放送を視聴する予定である。

選挙運動を終えたキム委員長は、明日(8日)の午前の会議を最後に その職務から退く旨を明らかにしている。キム委員長は「『勝利する』とはっきり言うことができる」と自信を見せた後「多ければ多いほどよいが、(差が)2ケタにはなるだろうと考える」と語った。

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