ソウル市長選挙ポスター毀損すでに10件余…懲役刑も可能性のある「重犯罪」(画像提供:wowkorea)
ソウル市長選挙ポスター毀損すでに10件余…懲役刑も可能性のある「重犯罪」(画像提供:wowkorea)
3月27日、ソウル江北警察署は江北区と城北区一体で選挙ポスターを刃物で切り、選挙物を毀損した嫌疑(公職選挙法上掲示物妨害)で30代男性B氏を立件した。

3月28日、ソウル江南警察署は江南区鶴洞駅近くに掲示されたポスターが無くなり、論峴洞の住居地域に張ったポスターの一部が剝がされたことと関連して捜査に着手した。

4・7ソウル市長補欠選挙を前に、選挙ポスター毀損事件が続いている。
選挙の度に繰り返されているが、選挙ポスターを毀損する行為は最大で懲役刑が言い渡され、重犯罪に該当する点に注意しなければいけない。

31日、ソウル警察庁は現在ポスター毀損と関連して10余件の内偵・捜査を進めている。現在警察が捜査をしている選挙関連事件17件(23人)の中で、大部分がポスター毀損事件だという。

選挙ポスター毀損行為を軽く考えて、酔った勢いで、または怒りに任せて起こしている。

しかし選挙ポスターや横断幕を毀損すると2年以下の懲役または400万ウォン(約39万円)以下の罰金刑に処される可能性がある。ほとんどの場合被告人が罰金刑を宣告されるが、状況により捜査過程で拘束されたり懲役刑を宣告される場合もある。

2016年、国会議員選挙を前に選挙ポスターを幾度も毀損した50代女性が拘束された。
2014年には選挙ポスター毀損で懲役刑の執行猶予を宣告された事例があった。水原地方法院は地方選挙ポスターを毀損した韓国人と中国人の2人に懲役8か月、執行猶予2年をそれぞれ宣告した。

ソウル警察庁では今回の選挙を前に3月18日、選挙犯罪捜査状況室を設置し、選挙犯罪の取り締まりに突入した。
警察関係者は「選挙関連の不法行為に対する情報収集を強化し、厳正で公正な取り締まりをする計画だ」と話した。

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