アズレ氏のツィート=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
アズレ氏のツィート=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
【パリ聯合ニュース】韓国の人気グループ、BTS(防弾少年団)が米国などでアジア系住民への憎悪犯罪(ヘイトクライム)が増加していることを受けて人種差別に反対するメッセージを発信したことについて、国連教育科学文化機関(ユネスコ)のアズレ事務局長は31日、ツイッターに「憎悪と人種差別に立ち向かう強力なメッセージ」だと書き込み、BTSが立場を表明したことに共感を示した。  アズレ氏は前日にBTSがツィッターの公式アカウントに韓国語と英語で発信したメッセージをシェアしながら「芸術家、ミュージシャン、政治家、市民ら私たちすべてにとってできる役割がある」としながら、ユネスコは人々の心に平和が宿るためのすべてのプロセスや言葉が重要だと信じていると書き込んだ。 BTSは前日のツイッターでアジア人という理由で差別を受けた経験を赤裸々に語り、人種が異なるという理由で憎悪や暴力の対象になるということは言葉にできない苦痛だとつづった。そのうえで、「私たちは人種差別に反対します。私たちは暴力に反対します。私、あなた、私たち皆が尊重される権利があります」とし、共に立ち向かっていく姿勢を示した。 先ごろ米アトランタで発生したアジア系女性6人を含む8人が犠牲となった銃撃事件を機に、世界的なポップスターやK―POPミュージシャンがアジア系住民へのヘイトクライムを批判している。
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