共に民主党の李代表(手前)と金院内代表(右、資料写真)=(聯合ニュース)
共に民主党の李代表(手前)と金院内代表(右、資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】 韓国与党「共に民主党」の李洛淵(イ・ナギョン)代表が9日に同職から退く。党では代表や最高委員が大統領選に出馬する場合、選挙の1年前までに辞任するよう定めているため。5月の党大会で新代表を選出するまで、金太年(キム・テニョン)院内代表による代表権限代行体制となる。

 前首相の李氏は次期大統領の有力候補の一人。昨年8月29日に党代表に選出された。執行部の任期は2年だが、大統領選に関わる党の規定を受け、代表を退く。次期大統領選は2022年3月9日実施。

 李氏はこの日、代表としての日程をこなした後、退任にあたっての記者懇談会と党のユーチューブ公式チャンネルのライブ配信で所感を述べる予定だ。

 今後も常任選挙対策委員長や「加徳島新空港推進特別委員会」委員長などを担い、党の第一線で活動する。


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