北朝鮮の化学工業省の原油企業のシン・ヨンナム社長が「訪中」した(画像提供:wowkorea)
北朝鮮の化学工業省の原油企業のシン・ヨンナム社長が「訪中」した(画像提供:wowkorea)
韓国の統一部(省)は今日(5日)、北朝鮮の化学工業省の原油企業のシン・ヨンナム社長の「訪中」により再び浮上した“北朝鮮の国境封鎖緩和の兆し”に関して、「中朝国境の状況を注意深く探っている」と伝えた。

韓国統一部の報道官はこの日の定例会見で、北朝鮮の原油企業の社長の訪中目的と経緯を問う質問に「北朝鮮側の人物たちが中国の銅川市を訪問したという記事をみたが、具体的に確認できる情報をもっていない」と語った。

ただ「中朝国境の状況に関して、統一部が高い関心をもって注意深く探りつづけている」と語った。

中国 陝西省の銅川市政府は報道を通じて、前日(4日)北朝鮮のシン社長が銅川市を訪れ、銅川副市長と会ったことを明らかにした。訪問した北朝鮮側の人物たちは、建設資材の生産ラインを視察し、セメント企業などを見て回ったことが伝えられている。

このことは 新型コロナにより1年以上国境を固く封鎖してきた北朝鮮が、中朝国境を開き防疫再開を準備しようとするものではないかという見方が出ている。

このことについて統一部の報道官は「中朝国境の状況に関して、様々なメディアで多様な関連内容が紹介されているが、統一部が情報事項を具体的に把握するのは難しい」と説明した。

Copyrights(C) Edaily wowkorea.jp 96