韓国、日本よりワクチン接種開始が9日遅れも「接種人数追い越す」(画像提供:wowkorea)
韓国、日本よりワクチン接種開始が9日遅れも「接種人数追い越す」(画像提供:wowkorea)
韓国で、先月26日から始まった新型コロナウイルス感染症ワクチン接種が、順調に速度を上げている。一方日本は、韓国より9日間先にワクチン接種を開始したが、現在まで3万人を接種するにとどまり、明確な対比を見せている。

4日、新型コロナ予防接種対応推進団によると、この日午前0時現在、ワクチン接種は6万5446人増え、15万4421人となった。アストラゼネカワクチンの累積接種は、15万1679人、ファイザーワクチンの累積接種は2742人である。

一方日本は、厚生労働省によると、17日にファイザーワクチン接種を開始した日本は、前日までに計3万7303人が接種した。韓国は今月2日、一日に6万3644人が接種し、接種開始5日間で、日本を追い越しており、二日連続で6万人以上がワクチン接種を終え、日本との差を4倍まで広げた。

日本のワクチン接種が、このように遅れているのは、日本国内で唯一承認されたファイザーワクチンの供給時期が遅くなっているからだ。

日本政府は当初、3月末から65歳以上の高齢者約3600万人を対象に、接種を開始する予定だったが、ワクチンの調達状況などを考慮し、4月1日以降に延期され、再度12日に延期された。また、数量が限定的で、一部の高齢者から接種し、本格的な接種は、4月26日から開始する予定だ。

接種開始後13日目の今月2日、基礎疾患のない60代女性の死亡事例が発生し、ワクチンに対する不安感も高まっている。

韓国政府は、ワクチン接種を支障なく進め、9月までに国民の70%を対象に一次接種を終え、11月までに集団免疫を形成する計画である。

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