来月に20兆ウォン規模の支援…「4次支援金を迅速に執行」＝韓国国務総理

韓国政府は来月、4次緊急災難支援金を含む民生支援対策で、20兆ウォン(約1兆8933億円)を支援する。新型コロナウイルスによって打撃を受けた自営業者らを緊急支援するのが目的だ。

チョン・セギュン(丁世均)国務総理は28日午後、国会で開かれた第2次高位党政協議会で、「20兆ウォンの追加支援案を準備した」とし「3月4日に国会に(支援案を含む追加補正予算案を)提出する。政府は補正案が処理され、(3月に)迅速に執行できるよう万全の準備をする」と述べた。

この日、イ・ナギョン(李洛淵)共に民主党代表、キム・テニョン(金太年)院内代表、丁世均国務総理、キム・サンジョ(金尚祚)政策室長などが参加した中、具体的な補正案を確定する予定だ。その後、政府・与党・大統領府は来月2日の国務会議の議決、4日の国会提出、18日の本会議における補正処理を経て、執行を日程通り行う計画だ。

丁世均国務総理は「被害階層に最大限広く厚く支援する」とし「未来世代に対する国債負担について悩んだが、(今困難に直面している)民生を回復するのが最優先だということに、政府・与党が意見を一致させた」と説明した。