韓国・国務総理「故イ・スヒョンさん20周忌、日韓関係の未来志向的発展に尽力」=韓国報道(画像提供:wowkorea)
韓国・国務総理「故イ・スヒョンさん20周忌、日韓関係の未来志向的発展に尽力」=韓国報道(画像提供:wowkorea)

 丁世均(チョン・セギュン)国務総理は26日、東京でホームに落ちた人を助けようとして自らも命を失った青年、故・李秀賢(イ・スヒョン)さんの20周忌を迎え、「日韓両国の心を繋げようとした故人の意志がかなうよう、日韓関係の未来志向的な発展のために努力する」と述べた。

 チョン総理はこの日、自身のSNSに「毎年1月26日になると事故が起きた東京の新大久保駅では崇高な犠牲を称える追悼式が行われる」とし、「しかし、今年は新型コロナで追悼式の規模も縮小され、故人の母親も出席できなかった」と伝えた。

 続いて「義人を称える心には国境がないように、感染病の猖獗でも高貴な思いを遮ることはできない」とし、「故人の献身と犠牲は国境を越えて両国国民の心を動かした」と述べた。

 そして「イ・スヒョンさんの追悼ホームページには今も多くの方が故人を称える文章を残している」、「私も今日。追悼の気持ちを一行書き込んできた」と続けた。

 チョン総理は「凍った土地は春が来れば溶けるが、冬を乗り越えた種がなければ花は決して咲くことができません。あなたの犠牲は愛を咲かせた花の種でした」という追悼文を紹介した。

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