北朝鮮　5年ぶり党大会開幕＝金正恩氏が「経済失敗」認める

【ソウル聯合ニュース】北朝鮮の最大の政治イベント、朝鮮労働党大会が5日、開幕した。党大会の開催は5年ぶり。

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　朝鮮中央通信は6日、第8回の党大会が5日に平壌で開幕し、金正恩（キム・ジョンウン）国務委員長（党委員長）が開会の辞を述べ、党中央委員会の事業決算報告を行ったと報じた。

　金委員長は開会の辞で経済目標の達成に失敗したことを認め、対策づくりを指示。「国家経済発展5カ年の戦略遂行が昨年終わったが、掲げた目標をほぼすべての部門で大きく下回った」として、「社会主義建設で新しい勝利を勝ち取るため闘争するわれわれの努力と前進を妨害し、阻害する数々の挑戦は外部にも、内部にも存在している」と述べた。また、「そうした弊害が繰り返されないよう、断固とした対策を立てなければならない」と強調した。

　その上で、「党大会が党の発展と社会主義の偉業の遂行において、国力の強化と人民生活の向上に向けた闘争で画期的に飛躍する踏み台になり、歴史的な里程標になることを確信する」と述べた。

　党大会では▼党中央委員会の事業報告▼党中央検査委員会の事業報告▼党規約改正▼党中央指導機関選挙――などの議題を承認した。

　党大会には党中央指導機関から250人、各組織で選出された代表4750人、傍聴者2000人が参加した。