≪韓国ドラマSTORY≫「それでも僕らは走り続ける」5話、ショックを受けるイム・シワンをシン・セギョンが優しく抱きしめる(画像提供:wowkorea)
≪韓国ドラマSTORY≫「それでも僕らは走り続ける」5話、ショックを受けるイム・シワンをシン・セギョンが優しく抱きしめる(画像提供:wowkorea)
※あらすじ・ネタバレになる内容が含まれています。

韓国ドラマ「それでも僕らは走り続ける」のネタバレあらすじ、キャスト、視聴率、相関図、感想

前回第4話では、ミジュ(シン・セギョン)が銃型のライターを返してほしいと、ソンギョム(イム・シワン(ZE:A))の滞在しているホテルへ向かった。そして現れたソンギョムはミジュに対し、国会議員の父からお金を受け取ったのか問いただすところで終わった。これまでいい雰囲気だった二人に訪れた初めてのピンチ。果たして二人の関係はどうなるのか。
気になる「それでも僕らは走り続ける」第5話のあらすじ&感想についてまとめてみた。

<第5話 あらすじ> 視聴率2.8%(Nielsen Korea調べ)
ソンギョム(イム・シワン)は父親の補佐官と話をしていた。ソンギョムが補佐官にミジュに世話になったから、彼女について教えてほしいと頼んだ。すると補佐官は「あの通訳者は君の前で猫をかぶっているようだから騙されるな。済州島で君を監視するように君のお父さんが渡した金を受け取った」と話した。少し驚いた表情のソンギョムだったが、ため息をつき補佐官が悪役のようだと言い、去って行った。

場面は変わり、ホテルのドアの前で会話をすソンギョムとミジュ。父から金を受け取った理由を尋ねるソンギョムであったが、ミジュは「金持ちのあなたには分からないと思うが、私は幼い頃からもらえるお金はもらってきた」と過去を回想した。
そしてミジュはソンギョムに、「あなたはそういう人を嫌悪することは知っている。だから私に失望しただろうから、もう全部消してしまえばいい。と言った。ソンギョムは「嫌悪したさ。僕にしてきた言動が全部ウソだったんだと思いながら…(消せばいい)。でもそれはできない。それらは自分にとっては全部意味があったから。」と話した。
ミジュはポジティブに考えるソンギョムに対し、「自分にとっては惨めな話だからそんなこと言わないで」と強く言った。ソンギョムは「これまでの事をなかったことにするならライターを返さない」と言い、ミジュは渋々ため息をつきながら「分かった」と足早に去った。

翌日、早朝からランニングをするソンギョム。引退してフリーの身となり、選手仲間に電話をかけてみたり、大量の買いものをしたりしていた。そして向かった先は…。
ソンギョムはたくさんの荷物を抱えながら向かった先は、ソンギョムがコーチをしている学校の陸上部であった。有望株の選手たちに靴やお菓子を渡すソンギョム。とても喜ぶ生徒たち。そこへ学校関係者がソンギョムを呼んだ。
すると「これ以上ソンギョムの力を借りるわけにはいかない…」と実質コーチを辞めてほしい旨を遠回しに伝えた。理由は保護者の間で、ソンギョムの一連の暴行事件が噂になってクレームや電話が相次いでいるからであった。ソンギョムは理解できるといい、他人の名前でもいいので支援はしていきたい伝えた。

その頃ミジュは、大学時代の友達コンジュが結婚をすることとなり、久しぶりに友達との集まりに出かけるところだった。場所はソンギョムが滞在しているホテルであった。
久しぶりの友達たちとホテルでランチをしながら過ごすミジュ。そこで結婚の招待状を受け取った。友達のコンジュがミジュとの大学時代の話をした。そしてそこでミジュには両親がいなくて、児童施設で育ったことまで暴露したのだった。ミジュは心の傷に触れられてショックを受けながらも「私の影の部分を見せびらかせってこと?あんたが私の事を忘れないように」と冷たくあしらった。コンジュは「だから結婚もできないんだ」と言い、雰囲気は最悪に。ミジュはその場を足早に離れた。

イライラとショックが入り混じったミジュは先輩のメイ(イ・ボンリョン)がミジュのカバンに入れたタバコを取り出し、一服しようとした。するとホテルマンが近づいてきてここは禁煙区域だからと注意した。それでも引き下がらず「ライターを貸して」とホテルマンに言うミジュに、ソンギョムが現れてその場を収めた。ソンギョムは滞在していたホテルからたまたま出てきたところであった。
ミジュはすかさずレストランにいたのか尋ねた。「いた」と答えるソンギョムに、友達との会話が聞こえていたか確認した。ソンギョムは音楽を聞いていたというので安堵するミジュ。そしてソンギョムは電話で後輩ウシク(イ・ジョンハ)がご飯をご馳走したいと話していた旨を伝えた。ソンギョムも一緒なら行かないと言ったミジュだが、ソンギョムは「僕は行かないから食事してきて」と頼んだ。ミジュはウシクの電話番号を送っておいてと言って去ろうとした。
そして歩き出したミジュを呼び止めるソンギョム。突然インディーズ映画の話を投げかけた。映画の話は言い訳で、本当はミジュが去っていくのを引き止めたかったと正直に話すソンギョム。そしてミジュは「私に何かあったのか聞かずにいてくれてありがとう。気分がよくなった」と笑みを浮かべた。

一方でヨンファ(カン・テオ)はダナ(スヨン)の会社を訪れていた。そこでヨンファはダナの壊れたブレスレッドの弁償代として50万ウォン(約5万円)を渡そうとした。ダナは直接ではなくロビーの受付にでも預ければよかったのにと話したが、ヨンファは「こんな大金を預けられない」と答えた。ダナは大笑いしながら、金を受け取らずに去って行った。
その夜ダナはいつものカフェでコーヒーを頼んでいた。そして待つ間、壁に飾ってあったヨンファの絵を眺めていた。そのカフェを偶然通りかかったヨンファ。立ち止まってカバンからスケッチブックを取り出し、ダナの姿を描き始めた。そこへ友人が通りかかり、ヨンファはその場を足早に去った。その後、貴金属店でダナの壊れたブレスレッドの修理を頼むヨンファ。店員に直接買った店へ行くように勧められた。店員は壊れたブレスレッドを見ながら、「1000万ウォン(約100万円)するものなのに…」とつぶやいた。それを聞いたヨンファは驚きの表情を見せるのであった。

ソンギョムとミジュはホテルを去ったその夜、レストランでばったり出くわした。二人ともウシクと食事をしに来たと話した。するとそのタイミングでウシクからメッセージが届いたが、二人の仲を心配したウシクがわざと用意した席だった。気まずい雰囲気ながらも食事を頼むソンギョムとミジュ。お酒を交わしながら、お互いの近況について話していた。そして少し酔ったソンギョムにミジュは笑みを浮かべ、「暇な時は私が相手をしてあげる」と話した。

お店を出て別れたソンギョムとミジュ。ふとスマホを見たミジュは走って家に帰った。理由は以前ミジュが通訳を担当したウシクの単独インタビューが報道されたのであった。ミジュは無我夢中で記事を翻訳し、SNSなどネット上に拡散させた。そして韓国国内のメディアも注目を集め、ソンギョムに対する世論も変わり始めた。
しかしその記事の核心はウシクが陸上を辞めるという内容であった。その事実を初めて知ったソンギョムは、雨の中傘もささずにウシクを探し回った。しかし会うことはできなかった。
結局たどり着いたところはミジュの元であった。ミジュに「ウシクが陸上を辞めることを知っていたのか、なぜ言ってくれなかったのか」と尋ねるソンギョム。ミジュは「自分が翻訳したのだから知っていた。後輩の先の事を考えて起こしたことなのに、その後輩が陸上を辞めると言ったら、あなたがとても悲しむと思った」と話した。
ウシクが陸上を辞めてしまうこと、後からその事実を知ったことなど、ショックと複雑な思いで放心状態のソンギョム。
そしてミジュはずぶ濡れのソンギョムを引き寄せ、抱きしめた。


<感想&考察>
とても気まずい関係となってしまったソンギョムとミジュであったが、ソンギョムのミジュへの想いを感じることができるシーンがたくさんあった。最後はウシクの件で大きな衝撃を受けたソンギョムであったが、それを優しく慰めてあげるミジュの姿にキュンとなった。自分が犠牲になったものの、結局それが裏目に出てしまったソンギョム。次回の予告を見る限り、ソンギョムとミジュのの新たなスタートが始まりそうな予感がして楽しみでもある。まさに原題の「RUN ON」を思い出させるようである。一方でダナとヨンファの関係は…全く持って予想がつかないが、こちらの展開も気になるところである。



[5話予告] RUN ON
[5話予告] RUN ON




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