日韓新任大使 来月赴任か…アグレマン「相互交換」=韓国(画像提供:wowkorea)
日韓新任大使 来月赴任か…アグレマン「相互交換」=韓国(画像提供:wowkorea)
来月、韓国と日本に駐在する両国の新任大使が正式に赴任するものとみられる。

 31日、複数の外交消息筋によると、最近、カン・チャンイル(姜昌一) 駐日韓国大使内定者(68)が日本政府からアグレマン(外交使節派遣に対する駐在国の同意)を受けたことが確認された。

 最近、駐韓日本大使に内定した、相星孝一 駐イスラエル日本大使も韓国政府からアグレマンを受けたことが分かった。

 一時、日本が姜 内定者に対し、アグレマンの付与を拒否したり、時期を意図的に遅らせるかもしれないという見方が出ていた。しかし、日韓両国が新任大使に対してアグレマンを付与し、外交的手続きは公式的で慣例の水準内で進められるものとみられる。

 日韓両国が大使を交代することは、日韓関係の改善の意思を反映したものだという見方もある。姜 内定者は日韓議員連盟会長を務めるなど、政界の「日本通」に数えられ、相星 大使も「知韓派」外交官として知られている。

 特にアメリカの大統領選挙で、民主党候補 ジョー・バイデン氏が当選して以降、パク・ジウォン(朴智元) 国家情報院長と日韓議員連盟所属の議員たちは、先月相次いで日本を訪問し、東京オリンピック協力と日韓関係正常化を提案した。

 だが、日韓関係改善は意志だけでは難しいという指摘も上がっている。日韓の対立の争点である徴用工問題を解決せずに韓国政府が提案をしたところで、日本政府が応じる可能性は全くないということが大筋の見方だ。

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